交差

人には人の世界観があって
その中で毎日を生きていて
かくいう私もそうで
なんだかんだ私は私が正しいと思って生きている
自信を持つということは良いことだと思うし
ぶれない心も素晴らしいものだと思う
ただ盲信して傲慢になってはいけない
それだけ

以前は世界観が合わない相手に対して
この人嫌い、とか
この人変な人、とか
意味がわからない!で突っぱねてしまっていた
嫌悪感すら抱いていたかもしれない
そしてこれも鏡の法則の話になるのだけれど
私が”受け入れない”という態度を取った人には
私も受け入れてもらうことはできない
私が”受け入れる”気持ちになれば
相手も受け入れてくれるかもしれない

受け入れるというのは、肯定するとか認めるという意味ではなくて
尊重して尊敬しようという意味合い

相手の世界観を尊重すること
そこに自分が合わせる必要はない
尊敬することによって相手を蔑みの気持ちで見ることはなくなる
そうすると相手も私を蔑んではこない
競争がなくなる
一本の綱を誰が一番早く登るかではなく
平面をそれぞれのペースで歩いていこう
地球は丸い
自分を横切る人もいれば、前から向かってくる人もいる
少し前を歩いていたかと思えばだんだん右側に離れていく人もいる
みんな同じ方向を進んではいない
それでいいじゃない

正義じゃなく自信を持ちたい